
長門「次元断層が存在。位相変換が実行されている」 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.157)~ 位相とは周期的に繰り返される現象のうち、ある一つの局面。波動の進行方向(時間方向・水平方向)への位置関係を表わす。次元断層の中で、その位相が変換されているとのこと。創造主が行っている位相を変換(ズラす)することについては異空間を発生させるのに必要な行為だと思われる。 長門「局地的非侵食性融合異時空間が制限条件モードで単独発生している」 (省略) 古泉「感覚としてはあの閉鎖空間に近いものですね。あれは涼宮さんが発生源ですが、こちらはどう も違う匂いがします」 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.159)~ 局地的非侵食性融合異時空間が制限条件モードで単独発生しているのは、創造主の力量が低く、制限されたものと推測される。 黄土色の靄がたなびき、地平線が見えないくらいだだっ広い平坦な空間ではないのだ。誰だ、俺をこんな所につれてきたのは。 長門「侵入コードを解析した。ここは通常空間と重複している。位相がズレているだけ」 (省略) 古泉「涼宮さんの閉鎖空間ではないようですが」 長門「似て非なるもの。ただし空間データの一部に涼宮ハルヒが発信元らしいジャンク情報が混在している」 古泉「どの程度です?」 長門「無視できるレベル。彼女はトリガーとなっただけ」 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.160)~ 通常空間と重複しているということは現実世界にも存在するとのことであり、位相がズレていることで異空間に存在していることがわかる。 キョン「それより長門よ。あの昆虫の正体は何だ。部長はどこにいる?」 涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.166) -------------------------------------------------------------------------------- 長門「ハイパーリンクがあちこちに張られている」 長門が静かに言う。 長門「この情報生命体はそうやって増殖する。とても稚拙。サインを見た人間の脳へ自情報を複写し、限定空間を発生させる仕組み。 なるべく大勢の人間が必要」 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.176)~ -------------------------------------------------------------------------------- キョン「それで結局あのカマドウマは何だったんだ」 (省略) 長門「情報生命体」 キョン「お前のパトロンの親戚か?」 長門「遠い昔に枝分かれした。起源は同一だか異なる進化を遂げ、滅亡した」 と思ったら、ここに生き残りがいたわけだ。 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.173)~ -------------------------------------------------------------------------------- 長門「約二億八千年前のことになる」 (省略) 二だか三畳紀に降下した『そいつ』にとって、当時の地上には依り代となるものがなかった。 存在基盤を失ったそいつは自己保存のために冬眠に就くことした。地球に自分が存在できるような情報集積体が生まれるまで。 長門「地球にはそれにとって存在手段がなかった。それは活動を凍結し、眠りに就いた」 やがて地球に人間たちが生まれ、人間たちはコンピュータネットワークを生み出した。この稚拙な(と長門は言った)デジタル情報網は、 不完全ながら苗床として利用することが可能だった。ただし充分ではなく、そいつは半覚醒に留まった。しかし目覚めを促す出来事が起こる。 そいつにとっての目覚まし時計代わりになったのは、ネットに流された1つの起爆剤。 (省略) 長門「涼宮ハルヒの描いたインヴォケーションサインがきっかけ。扉となった」 ~涼宮ハルヒの退屈-ミステリックサイン(P.169)~ 情報生命体にも亜種が存在することがわかるが、長門有希の主(情報統合生命体)と比べてとても原始的で稚拙な生命体ということがわかる。滅亡したのは存在確率が低いためであるためであるが、当時、原始的なネットワークさえも存在していなかったためだと思われる。 |